■ 伊勢紀 ■
2003年9月9日、友人と二人、日帰りで伊勢へ行ってまいりました。
これからいかれる皆さんの参考に多少、なるように旅行紀を綴ってみました。
結構、伊勢での交通手段とか細かく書いたつもりです。というのも私がこういうの調べるのが苦手だから。。。(汗)
調べてるとき「あーもー(ミラージュポイントを押さえた所が)全部載ってんのはないのか!」
と思ったので。一緒に行った友人がかなり救いになりました。当日もこのページも(笑)ありがとうMちゃんv
めちゃくちゃ頑張って記憶をほじくり返しましたので、一つの例として少しでも参考になれば喜びますvでは。。。
行く上で大事かな?と思うところは緑色に変えてあります。
☆伊勢市駅☆
AM5:30JRの始発で地元を出発!前夜のワクワク気分のせいで寝不足気味でしたが、朝日がまぶしかったです。
そして約4時間後、9:20に伊勢市駅に到着〜!無事伊勢につきました。
私は赤福の看板になぜか大注目でした。CMと同じだったんです。友人はCM知らなかったんですよ。あのCM!え〜。。。
♪♪えっじゃないか えっじゃないか えっじゃないか あっかふくっもちでえっじゃないか♪♪
これですよ!幕末のお伊勢参りにかけてるんですよ!!絶対ぜったい、潮は歌ったな。。。(笑)
☆伊勢神宮ー外宮ー☆
伊勢市駅から、まっすぐ5分程歩けばもう 伊勢神宮外宮 に到着します。
外宮の前、道路を渡る前に案内所のような所へ入り、伊勢市を動き回るための市運営、CAN BUSの1(2?)DAY切符を購入。
(参照:三重交通HP http://www.sanco.co.jp/ )(バスはかなり活用したので十分元は取れました)そこで色々と親切に教えてもらい、
いざ外宮へ。。。!
内部はやはりどこか空気が違いました。凛としてるというか、地元の方が普通に(毎日お参りしている感じ)参拝してみえて
その方たちがまた凛としていて誇り、のようなものを感じました。敷地内は全体的にそんな空気で参拝は緊張しました。
でも外宮は人が少なかったからか、木漏れ日がとても、神秘的なほど綺麗でした。
☆伊勢神宮ー内宮ー☆
外宮の前にあるバス亭で三重交通内宮行きに乗車。一路内宮へ向かいます。
途中、宇治山田駅にも停車いたします。(千秋っvv)そして「あぁ、この辺一帯怨将達の戦場だったのね」などど思いつつ、10:40頃
伊勢神宮内宮 に到着。外宮から内宮まで約15分ほどでいけます。
もうついてすぐ、バスからあの、内宮入り口の広場が見えます。。。感慨深い。そして、宇治橋を渡ります。。。感慨深い(分かった)広いです。
中に入っても広いです。入って右に歩いていきます。入り口付近が明るかったのに対し、進むにつれて静かで厳かな空気になっていきました。
やはり人も多かったですが、それでも静かでした。自分が玉砂利を踏む音がやけに聞こえます。
そして御手洗場でしばらく鯉をみてました。。。ヲイ、ってホント鯉デカイんですよ。いっぱいいるし。でも鯉ぬきでもやっぱり広くて緩やかな五十鈴川の景色
は綺麗でしばらく見入ってしまいます。木がサワサワ、っと揺れて風が運ばれてくる感じ。
鯉達に別れを告げ、いよいよ天照のもとへ。二の鳥居をくぐり、一層空気が凛としてきます。実際、陽の当たり具合が減っていったんですよね。
神宮は木がどれもすごく大きいんですが(これにまず圧倒されます)、やはり神の神域を感じます。。。
石段を登り、参拝しました。。。感慨、これはみなさん、それぞれとっておかれますね。
そして、荒祭宮も参拝し、途中、見事な白馬を見て、内宮を参りました。
外宮、内宮共に、確かに神域というものを感じました。何十年、何千年経っても厳然と変わらず存在し、それに代々そっと寄り添ってきた人々の
歴史・・・荘厳です。
☆朝熊岳☆
内宮を参拝したのち、おはらい町を少しフラフラと散策。というのも、朝熊岳へもバスで行ったのですが、その本数が少ないのなんの!
一日2本です。乗り遅れにはくれぐれもお気をつけを。。。
日帰り計画だった私達は時間を有効に使うべく、12:05内宮発(「スカイライン経由鳥羽」)で行き、13時10分鳥羽バスセンター発(「スカイライ
ン経由伊勢」)のバスで内宮まで戻ってくる、という手段を取りました。このバスも三重交通のものなので、1(2)DAY切符で行けます。
朝熊岳展望台、見晴らしいいです。そりゃあ清正があそこから指揮を執るのも分かる!
ただ、うちらが行った時はちょっと曇っててそこまで遠くまで見渡せたわけじゃなかったんですよ。なぜかうちらが一日2本のバスに揺られて帰りだ
したら晴れましたけどね。なーぜーか。。。いいもん!清正達が戦ってたときは曇りどころか荒れてたんだから!それを体験できたんだもん!(棄)
金剛証寺へは展望台から多少歩きましたけどそんな遠くないです。着いて実際どこを見るのか最初分からなくて気づいたら大量かつ巨大な
卒塔婆(!)が並んでいるところに入り込んでしまい、「ここは、、、ちょっと違うね」と慌てて出た記憶があります。怖かった(苦笑)
そしてどういうわけか(このへん覚えてない)金剛証寺に到着。てかそこまで広いわけでもないというに(笑)
水草(蓮かな)の大量に浮いた池をまわり、願いが叶うだか、有名な人だったか、おサルさんだったかが関係しているという、ここもまた記憶が
飛んでるんですが、とにかく何かの石を浮かすだか回すだか(お願い事頼んだんだったら絶対叶えてもらえないな・・・アルツハイマーか)して、
階段を登り金剛証寺へ。なんと!虎がいました。。。ここで虎かぁ!って感じでしたね!(あ、狛犬みたいな石造ですよ。本物じゃありません)
「ヌ!。。。か、景虎〜!!」とか感極まって清正は抱きついたでしょうネ。あの虎に。リアルでかっこよかったし!反対側は、えーと牛〜?
だったかな、確か(ごめんなさい。バチあたりそう)とりあえず撫でてきました。どっかにありますよね、どこどこ撫でるといいって。(一緒くた)
そして参拝し、お稲荷さんも拝んでみたりしてバスに乗り、内宮へ戻りました。
朝熊岳では結構ゆっくりしてても時間は余裕でしたね。
☆おはらい町☆
そして13:30頃内宮へ戻り、今度こそ本格的におはらい町へ。おはらい町は内宮の橋を出てすぐ隣にあります。内宮とおはらい町とは別物だと
思っていたんですが、内宮に伴って栄えてきた通りなんだから近いハズですね。
お昼を食べていなかったので、まずは昼食。もちろん!伊勢うどんで(笑)私は冷を、友人は温かいのを注文。なるほど確かに汁が少ないです。
最初うどんで隠れて見えません。つけ汁みたいですね。でも汁の味は濃い目でおいしかったですv
それから直江たちが拝借していたであろう商家を(外から)見学。これも友人がめぼしい商家の検討をつけてきてくれたのでわかりました。
しばらく散策した後、今度は赤福餅を(出た!笑)デザートに頂きました。9月の始めでまだ暑かったので「赤福氷」なるかき氷をオーダー。
うまいです!宇治風のカキ氷にあの赤福餅がのってるんですが、氷はサラサラ、お餅は冷たくておいしかったです。あれだけでお腹ふくれます。
☆五十鈴川公園☆
そして、今度は 五十鈴川公園 へ向かいました。おはらい町から歩いていけます。
詳しい道順などや方角などはちょっと説明できないんですが、五十鈴川沿いに歩いていきました。(アバウト。。。ごめんなさいっ)
異常に毛虫の多い木の下などを歩き、(歩けば絶対踏むいきおい←これは私らが川沿いを歩きたいと変な横道に入ったせいです。皆さんが絶対
避けて通れない道ではありません/愚)
実は五十鈴川の流れる模様が、赤福餅のモデルになっていたというトリビアを聞きながら歩くこと15分程、でしょうか。五十鈴川公園に到着!
さて、着いて実際”公園”は見ず、体育館を見てきました(笑)体育館は開いていなかったのですが、隣のジムのようなところは使用中で。。。
体育館を熱心にのぞき込んでた私たちを不思議そうに見ていらっしゃいました(苦笑)(バスケットゴールを探して彷徨ってたし)
その後、二見浦方面へ行く予定だったので、また歩いて内宮前へ。(二見に行かなくても、取り合えず内宮前からバスが沢山でているので
バスで移動しようと思ったら内宮前からがいいと思います。他、近くの鉄道駅は「近鉄」です。)
☆二見浦☆
さて、いよいよ終盤に近づいてきました。内宮前のバスに乗り(この頃確か16時か17時。二見方面最終バスだった気が。。。貸切状態でした)
二見浦へ。30分程かかりますが、途中、「伊勢戦国時代村」を通ります(笑)安土城バッチし見えました。。。そして夕暮れ時、二見浦に到着〜。
降りてすぐ水族館がありましたが、閉店中でした(遅)でも夫婦岩はちゃんとみれましたよ。夕暮れ時でも人は結構いました。
カエル(石造り)もいっぱいいましたね。(←?)
夫婦岩を見てそのままの方向、御塩殿神社のほうへ歩いていきました。海沿いを歩いたんですが、この時の夕暮れがすっごかった!!
太陽を中心に雲が輪になってて、その染まった色がまた翠というか虹色というか。。。海に光の道はできるし、水平線は見えるしで感動しっぱなし
でしたね。さすが天照のおわす地だ、と思いました!
☆御塩殿神社☆
海沿いをはずれ、少し歩いて御塩殿神社に着いた時には、ほぼ真っ暗でした。
人気もないし鳥居の向こうは更に真っ暗だしでちょっと入るのが怖かったくらいです。神社だし。しかし、ここまで来てまさか寄らない訳はなく、
参拝しました。やっぱり怖かったです(汗)だって人がいないのに鶏がいたんだもん。。。参拝し終わって海の方の芝生が生えてるとこを覗いたら、
なぜか鶏が2匹。。。しかも動かない。。。!最初置物かと思ってビクビクと見ていたらクッ、っと動いてうちらは更にビビり、友人は写真をとって
いました(笑)でも神社で飼われてる感じもしなかったし、神社の主のようでした。
そして今回の伊勢めぐりを終わり、最寄のJR駅に歩きで向かう途中、安土城に見事に月がかかっているという完璧な景色を見、(写真撮った
のに現像されなかった!)伊勢の人たちはいつもこんなスゴイ風景を見ているのかと感動しつつ、JRに遅れそうになり猛ダッシュして何とか
19:30頃電車に乗車し、岐阜のお山に帰ったのでした。
様々な所で神の存在を感じ、最後についに神にめぐり逢い(鶏)、ミラージュ最後の決戦の地を踏めて、私の7年を超える想いも集約された気持
ちでした。いつか一度は行かねばならない地だと思います。数年経ったらまた行ってみたい。越後も。。。
では皆さんも、それぞれの想いを抱いて(計画はちゃんと立てて/笑)お出かけになってください。
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